知識の枝

"All is well"

なぜ?O型が誰にでも輸血できる理由

約448日前 2020年9月5日10:15
疑問解決
科学

改訂履歴


2020/9/5 投稿

「O型はなぜ誰にでも輸血できるのか?」


「BBC」の内容で疑問に思ったので調べました。
おおまかにイメージ出来るようになれば良いと思います。

1. 抗原と抗体


輸血が出来る、出来ないの相性は、
血液型「A」「B」「AB」「O」の持つ
「抗原」と「抗体」が大きく関わります。

「抗原」は赤血球の表面に存在しており、「抗体」がこれに反応すると、
「抗原」を持つもの、つまり赤血球を排除しようと働きます。
免疫システムそのものです。

「A型」の皆さんが持つ赤血球の表面には「A抗原」が存在します。
「B型」の皆さんが持つ赤血球の表面には「B抗原」が存在します。
「AB型」の皆さんが持つ赤血球の表面には「A抗原」と「B抗原」の両方が存在します。
「O型」の皆さんが持つ赤血球の表面には「抗原」がありません。



「A型」の血液中には「B抗原」に反応する「抗B抗体」があります。
「B型」の血液中には「A抗原」に反応する「抗A抗体」があります。

A型 → B型 ないしは B型 → A型の輸血を行うと、
「B型の血(赤血球)」を排除しようという働きと
「A型の血(赤血球)」を排除しようという働きが同時に起こります。

「AB型」の血液中には「抗原」に反応する「抗体」がありません。
したがって、どの血液型も受け入れることが可能です。

「O型」の血液中には「A抗原」と「B抗原」の両方に反応する「抗A抗体」と「抗B抗体」があります。
同じ「O型」以外の血液型は受け入れられません。



2. 結論


O型が誰にでも輸血できる理由は、
「O型の血液中には、他の血液から嫌われる物質が入っていない」
からです。

何となくでも分かって貰えたら嬉しいです。